実はリベンジ

久しぶりに、正倉院展に行ってきました・・過去に数回でかけていたのですが、今回は7年ぶりです・・
過去の経験から、入場券買うのに行列、入館するのに行列・・というのを覚悟していたのですが・・そんなものは、どこにもなく、近鉄奈良駅で買った前売り券で待つことなく入館できました・・・少々拍子抜けです・・^^;


で、これは、ゆっくり見れるかなぁなどと甘いことを考えていたのですが・・さすがに無理!・・中に入ると、展示物の前は人だかりです・・・グッ^^;
結局、コレまでどおりに、人並みを分け入って、半ばガラスにへばりつく感じで、見てまわっておりました・・

これまでも、感じたのですが、本当に、高貴な人のものとはいえ、日常のものが、こうして、宝物として残っていくという、システムは、とても不思議です・・まぁ、遺跡というものは得てしてそうなのですが・・^^;


ただ、確かに、コレを着て、神楽を舞っていた人間が存在していたんだという、妙に、リアルな感覚に囚われたりもするあたり・・遠い過去に馳せる想いというのは、未来に馳せる想いとともに人間の本能として供わっているものなのでしょうか・・


そんなことを考えながら、気持ちは、どんどん、天平の甍なんぞに想いを馳せております・・そう、今回は、鑑真の直筆らしい*1手紙も展示されていて・・・唐招提寺の坐像をみるときよりは、少し、現実味ををおびて感じられました・・・本人の書か否かについての決着がまだついていないことを知ったのは、実は今朝の新聞でした・・

そういえば、唐招提寺もここしばらく行ってないなぁ・・いろいろのことが、「天平の甍」を読めといい、唐招提寺を訪れよといっている気がします・・また、ちかいうちに、いってみようと思います・・

*1:真偽はまだ不明らしいです